語学ノオト

語学を学ぶためのメモ書き

集中力

昨日、外出中に時間が空いたので、 Duolingoをしようと思い、スターバックスに入った。店内にはかなりの人がいたが自分を席を確保し、iPhoneでも良かったのだけどせっかくだからとMacBookを取り出しイヤホンをセットした。アプリ版だと発音をしなければいけない場合があるのと、iPhoneにイヤホンジャックがないのもちょっとしたことだけれど大きな理由だった。

 

中国語から始めて、デンマーク語に移り順調にこなす。この2つの言語には少し馴染みがあるのでそんなに時間はかからないかった。ここまでは良かった。

 

問題は次にチャレンジしたロシア語。いやー、見事なまでに何も覚えていないし長い単語が書けない。"Можете сказать мне"を何度見ても覚えられない。何度も何度も間違えてもう一つ長い単語が出てきて頭が混乱し始めた。今から思い返せば少し休憩すれば良かったのだろう。外の冷たい空気を吸ってリフレッシュすれば良かったのだと思う。でもその時点で開始から1時間が過ぎ、あまり時間も残ってなくて早く次に進みたかった。

そんなこんなで気が急いているときに限って隣りの若いカップルの会話がイヤホン越しに耳に入ってくる。他愛のない話だ。誰々と会ったとか、何を食べるとか、どこに遊びに行くとか、そんな話しを女の子の方が延々としている。よくもまぁそれだけ話しても飽きないね、と全く余計な思いが頭を巡る。何度か時計を見ていたので、もう席を立つのかと思えば立たずに話し続ける。そんなことにもイライラし始め、目の前のスクリーンに集中しないといけないのにまったく一文字も頭に入って来なくなった。

 

結局、ギブアップ。ロシア語が完全に嫌いになりそうになった。というか一瞬なったが思い直した。隣りのカップルがつまらない話をするからだと八つ当たりすることにし、時間にもなったので席を立とうとすると、なんとお隣りも席を立ち始めた。今日は全くついてないな、と思いながら店を出る。

結局、夜遅くに家に帰りやっぱり悔しいのでそこだけ復習する。あっさりと出来る。どうしてスターバックスでは出来なかったのか不思議なくらいあっさりと。これでロシア語を嫌いにならずに済んだ。良かった。

 

隙間時間だろうがなんだろうが、語学を勉強するときには集中する。これはほんとに大切なことだと改めて認識した。5分でも良いから集中してその語学に向き合う。ダラダラ30分やるよりもよっぽど良いと思う。

今回の教訓を得て次回からは、外で語学を勉強するときにはもう少し集中できる環境に気を配ることにする。カップルの隣りでは語学を勉強することは避けよう。(まだ八つ当たり気味。)